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製品

アルマーニ グループは、産業廃棄物の排出を最小限に抑え、環境負荷を低減することを目的に、リサイクルや再生によって得られる有機物由来の素材や、第二世代の原材料を使用することを目的とした研究を強化しています。

グループのこの分野における研究の取組みは、数十年前、初めてのリサイクルデニムジーンズを発表した1996年に始まります。この年、同素材はミラノの科学技術博物館で開催されたイノベーションフェアにも展示されました。

その後、産業用のデニムの残片を、再生レザー、オーガニックコットン、再生プラスチックボトルから得られたポリエステル、廃棄された漁業網をもとにしたナイロンなどに融合させる試みも行われました。

アルマーニ グループに属するブランドは、持続可能な素材の選定を念頭に置き、再生素材やオーガニック素材の使用率を高めることを目指しています。

エンポリオ アルマーニの環境に対する強い責任感は、製品の製造からパッケージ ‐素材の選択から仕上げ ‐に至るまでの持続可能なアプローチに貫かれています。その姿勢は、都会的でモダンなスタイルとダイナミックなイメージとも合致しています。

2022年春夏コレクションのウェアのセレクションは、解放感あふれるサーフィンの世界の美学からインスピレーションを受けています。素材には、フッ素を含まない再生ナイロンのクレープ、先染めのリップストップ、オーガニックコットンデニム、オーガニックコットン、または再生ナイロンと再生エラスタンのジャージーなどさまざまなものが使われています。またコンポスタブル(堆肥化)認証を受けたパッケージから、このプロジェクトの環境に対する強い意志を感じることができるでしょう。


アルマーニ グループは、環境的、社会的パフォーマンスの向上を目的として、2021年秋のアルマーニ / ドルチコレクション(限定エディション)の環境における影響を検証しました。
このコレクションのカーボンフットプリントの影響は、独立した第三者により調査されました。その結果、審査対象の製品のライフサイクル全体で発生する温室効果ガスの排出量を測定するために用いられるISO規格14067:2018に適合していることがわかりました。


2021年春夏エンポリオ アルマーニ アイウェア コレクションは、アイウェアやパッケージ、コミュニケーションにリサイクル素材や環境に対して負荷の少ない素材を使用することで、ブランドのサステナビリティへのコミットメントを反映しています。ミラノで撮影されたその広告キャンペーンは、多くの資源を無駄に使うことなく、持続可能な方法で撮影され、結果として温室効果ガスの排出を削減したとして、環境メディア協会のEMAゴールドステッカー( Gold Seal Green認証)を取得しました。
このキャンペーンは、アマゾンの熱帯雨林の大部分を森林破壊から守り、今後30年間で大気中へのCO2排出量を1400万トン削減する「アグロコルテックスREDD+プロジェクト」を支援し、環境負荷を軽減することでカーボンニュートラルを達成しました。この取組みはまた、特に動物種が豊かな地域においての生物多様性を保護することを目的としています。


このような環境に対する弛みない追求が、エンポリオ アルマーニ2020/21年秋冬コレクションの一部であるエンポリオ アルマーニ リサイクルコレクションを生みました。それはリサイクル素材、再生素材、オーガニック素材を使用した衣服やアクセサリーで構成されるコレクションです。
また、再生レザーで作られたバッグ、バックパック、小物も、2019年春夏、および2020年シーズンに発表されました。


アルマーニ / カーザは、環境負荷の少ない原材料を全面的に使用していることの証明として、Pollockコレクションを発表しました。このコレクションでは、アルマーニ / カーザのファブリックを製造する際に出る端材をノートの表紙に使用することで、廃棄物に新しい役割を与えています。また高品質のイタリア製のこのノートには、FSC認証の紙を使用しています。


ビューティラインは、2020年9月にマイ ウェイフレグランスの発表を通じて、環境保護と気候変動に対するジョルジオ アルマーニのコミットメントを表明しています。フレグランスの業界で初めて、リサイクル可能、リフィル可能なガラスボトルがデザインされました。
さらにフレグランスを構成する天然成分は、フェアトレードの原則に基づいたプログラムにより、責任ある方法で収穫されています。


2019年秋冬シーズンに、EA7はサーモア社がペットボトルから製造したEcodown® ファイバー使用の中綿入りパファージャケットを発表しました。これにより、動物の羽毛の使用を避けるだけではなく、使い捨てのプラスチックボトルに新たな用途を与えることが可能となったのです。


© Giulio Ciamillo

オリンピア・ミラノチームの初めてのジャージーが、2018年のアースデーに発表されました。再生プラスチックボトル(re-PETを活用したテクニカルファブリック製のウェアをチームに提供することで、重要な環境問題に対する当グループのコミットメントを示しました。


アルマーニ エクスチェンジのオーガニック素材やリサイクル素材の使用量を増やそうとする取組みは、アウターウェアに採用される、使用済みリサイクルプラスチックから作られた再生ナイロンに見て取ることができます。オーガニックコットンは、再生コットンやデニムとともにニットウェアやデニムの制作によく使用されます。


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