新型コロナウイルス感染症への取り組み
ウイルスの初症例がイタリア国内で確認された時点で、グループの活動を再編。新たな法整備に先立ち、健康を守るための対策を以下の方法で採用し、強化しました。
パンデミックに立ち向かう病院やイタリア政府の市民保護局を援助するために、300万ユーロを寄付する。
病院、医療施設、老人ホームに使い捨て医療用ガウンを寄付するため、製造ラインを転換する。
2020年度の売上利益の一部を、さまざまな都市で活動する52の非営利団体に送る。
ウイルスの拡散を防止して封じ込めるため、従業員に保護用マスクを提供する、エントランスで体温測定を行う、社会的距離を確保する、施設内を定期的に消毒する、リモートワークなど柔軟な勤務形態を推奨する。
2020年秋冬コレクションの発表に際した2020年2月末の段階で、迅速な措置が講じられました。ジョルジオ アルマーニの意思に基づき、ゲストや関係者をあらゆるリスクから守るため無観客とし、ライブストリーミングによりコレクションが発表されました。
ロックダウン期間後、世界各地の主要都市にあるジョルジオアルマーニのブティックは、パリのレ・レストラン・デュ・クール(Les Restaurants Du Coeur)、ロンドンのトラッセル・トラスト(Trussell Trust)、日本の認定NPO法人フローレンス、中国の上海宋慶齢基金会など、それぞれの地元で活動する52の団体に収益の一部を寄付しました。
ジョルジオ アルマーニは、ファッションショーの会場が再び満席になる可能性を踏まえ、エンポリオ アルマーニ2022-2023年秋冬ファッションショーの会場に従業員用の400席を追加。グループ内で毎日作業を続けていたスタッフに感謝し、2年にわたるパンデミックの中で一丸となって行われたコミットメントを称える、象徴的なアクションでした。
ジョルジオアルマーニは、公開書簡とブロレット通り(via Broletto)にあるフランコ・リヴォッリの有名な壁画への献辞を通して、パンデミックと戦う医療従事者への感謝、団結の思い、そして個人的な支援の心を表明しました。
「今や全世界が認識している難局に立ち向かい、張りつめた緊張の中で自らの仕事に専念するあなたの姿を目に、そして涙するあなたの姿を目に、感動せずにはいられません。この感情は、私がまだ若く自らの道を模索していた頃に、医療の道を歩みたいと願っていたことに関係があるのだと思います。ジョルジオ アルマーニの全スタッフは、今ここにある現実を痛切に感じており、我々の心は救急隊員や看護師、総合診療医や専門医などとして医療現場にいる、すべての人と共にあります。一人の人間として、あなた方と共に」
ハイライト
アルマーニ グループによる進行中のプロジェクトやイニシアチブに関するニュースや最新情報。